2016年を考える 安倍政権と憲法 生活者の実感を大切に

2016年01月04日(月)毎日新聞 一本社説E 2016年を考える 安倍政権と憲法 生活者の実感を大切に
http://mainichi.jp/articles/20160104/ddm/003/070/104000c
>安倍首相は昨年11月28日、自ら会長を務める右派系の議員連盟創生日本」の会合でこう訴えている。

>「憲法改正をはじめ占領時代に作られた仕組みを変えることが(自民党の)立党の原点だ。来年の参院選で支援をお願いしたい」


歴史に無知過ぎる上に、潔さ・誠実さも全くない。
政治家・公務員として不適格過ぎる。

安倍寛岸信介安倍晋太郎も、あの世で恥じていることであろう。

 

戦争は、例えどんなに野蛮でどんなに悲惨なものであったとしても、武力で白黒の決着を付けようという解決方法である。

増長し過ぎた日本人自身が、1931年の満州事変、1937年の支那事変、1940年の北部仏印進駐、1941年の南部仏印進駐の上に、真珠湾奇襲で始めた戦争である以上、しかも完全敗北している以上、昭和前半の日本はとんでもなく間違っていたと潔く認めるべきである。

1945年08月14日(火)日本政府、ボツダム宣言( United Nations 連帯諸国民 への無条件降伏)受諾を通告。

1945年09月02日(日)日本政府および大本営、無条件降伏契約文書にミズーリ号艦上にて調印。

よって、日本人自身の手では為し得なかったGHQ改革や人権尊重・民主主義・平和主義の日本国憲法への改定を日本人全員が最大限尊重すべきである。

その上で、憲法9条加憲など、真摯に、必要やむを得ない憲法改正のみを考えるべきである。徒(いたずら)に憲法を変えたり停止・廃止の陰謀を巡らすべきではない。